京都祇園のコンパニオン派遣 メイクでアルバイトと夢を両立

お客様に心おきなく楽しんでいただくことをモットーに、最高のおもてなしをつとめる京都　祇園「メイク」のコンパニオン。

今日は、銀座ママの接待術というのを見つけたのでご紹介したいと思います。

「お客様さまを楽しませなければ……」と思って、はまりやすいワナが「一所懸命面白い話をしようとする」ことだそうです。次のようなことはありませんか？

「実はこんな話があって……」と、あなたがとっておきの話をすると、お客様様が興味深げに聴いてくれた。さらにいろいろと話をしたけれども、だんだんとお客様様のテンションが落ちていってしまった……。

これは銀座でも新人のホステスに多いパターンとか。相手の話を聴くのではなく、自分の話ばかりしてしまう。お客様様も最初は聴いてくれていても、だんだんと退屈し、最後には店に来てくれなくなります。

「自分を語ることで客を楽しませようとするのがアマチュアなら、客に語らせることでなごませるのがプロなのである。」　(参考図書『銀座バイブル』向谷 匡史より)

お客様様に「語らせる」ために大事なのは、あなたが質問することです。

「最近どうでした？」とあなたが質問すれば、お客様様は否が応でも「最近どうだったかなあ？」といろいろなことを考え始めます。あなたが質問することが呼び水となり、だんだんとお客様様の記憶を活性化させていきます。

お客様様が話し始めたら、すかさず相づちを打ったり、お客様様の言葉を繰り返しながら、相手の話にただついていきます。
あなたが聴きたい話ではなく、お客様が話したい話を聴くことです。

「語る」よりも「語らせる」。「楽しませる」よりも「なごませる」ことがポイントです。
銀座ママ曰く「よく知っていますね、と言われたら赤信号」だそう。

「自分の話を得意気にするなんて、そんな野暮なことはしませんよ。」
そんな人も油断は禁物です。お客様が話をしていても、ついつい話をお客様から奪っているかもしれませんよ。次のようなことはありませんか？

お客様が話している話題の中で、自分が知っていることが出てくると、「それ、私も聞いたことがありますよ」と言って、自分の知識も提供する。お客様からは「よく知っていますね」と感心され、あなたは恐縮しながらも、まんざらではない。そして、気がつくと、お客様と意見を戦わせていた……。

これまた銀座の未熟なホステスにみられる悪いパターン。「お客様さまの話題に付いていけるように」と新聞やニュースを見ることは大事ですが、それをひけらかすと逆効果。お客様は「よく知っているね」と笑っていても、いい気分ではなく、離れていきます。

大事なのは、「それで、どうなるんですか？」と、無知の立場からお客様の話に感心すること。あくまで主役はお客様です。お客様が話している話題でもなければ、ましてやあなたでもありません。

「無知を装った聞き上手というのは、意外に難しいのだ。頭の回転が速くなくては無理で、本物のおバカさんには、できない芸当なのである」(参考図書『銀座バイブル』向谷 匡史より)

「知識」よりも「無知」。
自信を持って「無知」になることがポイントだそうです。

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