Column
京都祇園メイクのコラム
京都 祇園コンパニオン派遣メイクのコラム vol. 31
京都の繁華街で有名な祇園でコンパニオン派遣をしている「メイク」です。
先日、高級クラブや料亭が立ち並ぶ大人の社交場、北新地で「ホステスの心得帖〜おもてなしの条件〜」という冊子を見つけました。
こちらには、さまざまな項目が記載されており、一般社会での心得にも通じることがありましたので、ご紹介していきたいと思います。
今回は、何気ないしぐさのひとつが意外と決定的な評価を招く「べからず33か条」から。
1.腕を組むこと。
2.椅子の背に深くもたれたり、ふんぞり返る。
3.くわえタバコ。
4.ゲップ。
5.タバコの灰をポンポンとはたいて落とす。
6.タバコをつけっ放しにして、灰皿にいつまでも置いておく。
7.灰皿を取り替えない。
8.タバコを吸わない人の前で、ひっきりなしに吸う。
9.音をたてて、飲んだり食べる。
10.マッチの火をそのまま吹き消す。
11.オードブルの下品なつまみぐい。
12.食べものを口に入れながらしゃべる。
13.時刻の質問に正確に応えずあいまいにする。
14.ラスト後に、お客さまに送ってもらい負担をかける。
15.ホステス同士の勝手なおしゃべり(お客さまの前で)。
16.チップを露骨にほしがる。
17.他の席のお客さまの批評をする。
18.グチ話をする。
19.お客さまの家庭のことを根掘り葉掘りきく。
20.どうせホステスだからと卑下する。
21.テーブルの上にひじをつく。
22.口臭がくさい。
23.お客さまが帰ったあと、そのお客さまを笑いものにする。
24.席につきながら、ひと言もしゃべらない。
25.質問されても応えない。
26.返事をしない。あるいは「はい」と言わず「うん」と言う。
27.持ち物の値段ばかり並べる。
28.ウエイターに威張ったり、上から目線な態度をとる。
29.お客さまの前でコンパクトを開いて鏡をみる。
30.お客さまの身体的欠陥を話題にして、笑いものにする(例えば=「ハゲ」)
31.お客さまが話をしている最中に、脇見ばかりをする。
32.客席で髪や服装をやたら直す。
33.政治と宗教を酒席の話題にする。
いかがでしたか?
中には、「失礼きわまりない」ものから「ちょっと思い当たるかも」まで含まれていましたが、ほとんどの指摘は大人としてあたり前のことばかりでしたね。
ホステスという仕事だけに限らず、社会人の一般的なルールと共通することも数多くあります。
ただ、だんだん仕事に慣れてくると、お客さまにもかわいがってもらい親しげに会話することも増えてくるでしょう。ついつい気がゆるんでしまい、無意識に出てしまうこともあるかもしれません。
どんなにお客さまがフレンドリーに応対してくださっても、あくまでこちらは「おもてなしする側」という意識を忘れないようにすることが大切です。
派遣コンパニオンはホステスのヘルプという立場となりますが、短時間で高収入をいただく仕事です。プロとしての自覚をもつことはあたり前のことですね。
今回ご紹介した心得えを頭にたたき込んで常に注意をはらうよう心がけましょう。
おもてなし術を習得すれば、プライベートでもきっとあなたの評価アップにつながるはずです!
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