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京都祇園メイクのコラム
京都 祇園コンパニオン派遣メイクのコラム vol. 41
夏が終わったら、髪がパサパサ、ダメージヘアになっていた…という経験はありませんか?
紫外線が髪に及ぼす影響は大きいのです。
頭皮は1番紫外線を受けやすい場所であり、特に注意が必要な場所なのです。
今日は、髪の紫外線対策についてご紹介したいと思います。
Tゾーンの7倍の皮脂分泌量といわれる頭皮に強い紫外線があたるのかと思うと、それだけで危険な予感がしますが、まず、紫外線が髪に及ぼす影響を考えたいと思います。
髪の表面にはキューティクルという、うろこ状の髪を守るコーティングがあります。
このキューティクルに長い時間紫外線をあててしまうと、焼けて剥がれやすくなるのです。
そうするとコーティングを失った髪は内部の水分、油分が流れ出やすい状態となりカサカサの乾燥をした状態になってしまいます。
次に、髪の内部にある髪を形成するケラチンタンパク質に紫外線が当たると、ダメージを与え、酸化を進ませる点においても危険です。髪の中の結合を切断してしまい、非常に脆い状態になります。
そして、紫外線により髪内部のメラニン(髪の色を作る色素)が分解されてしまうと、髪の色が徐々に抜け、赤みを帯びた色に変色します。
また、カラーリングをしている髪はバージン毛に比べメラニン色素が少ないので、より紫外線の影響を受けやすい状態にあります。
髪だけではなく、頭皮に過度の紫外線があたると毛母細胞や色素幹細胞にダメージを与え、抜け毛や白髪の原因になります。
特に分け目の頭皮は紫外線が直接当たりやすくダメージが大きくなります。
分け目あたりに抜け毛や白髪が増える原因の1つとも考えられるようです。
基本的には帽子や日傘で髪に紫外線をあてないようにするのが1番の防衛策となるでしょう。
頭皮は1番紫外線を受けやすい場所にあり特に注意が必要な場所です。
夏真っ盛り、すでにダメージを受けてしまった髪にはどのように対処をしたらよいでしょうか。
紫外線によるダメージを受けた髪は、水分や油分など髪にとって大切な栄養分が流れ出てしまった状態になっています。また、焼けたキューティクルは壊れたり、剥がれてしまっている部分も出てきていると思われます。
そのような状態になった場合、髪の中にしっかりと栄養分を補充し、髪表面を整える事が必要です。
ダメージを受けた髪には、自分でフォローするのもひとつの手ですが、ひどいダメージを受けている場合はサロンで集中ケアを受けてみるのがお勧めです。
ダメージを受けた髪は、内部の成分が流れ出た状態になっていて、ダメージホールと呼ばれる空洞がいくつもあり非常に脆い状態です。
サロンでプロの手による集中ケアでスピーディーに対処できたらいいですね。
夏のヘアケアとして、毎日の中でできることはブラッシングです。
特にシャンプー前にはブラッシングを丁寧にして、汚れや皮脂を浮かせて置くのがコツです。
そして、シャンプーの前にシャワーで予洗いを丁寧にしておきましょう。
秋になってもキラキラ輝く髪でいたいですね。
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