Column
京都祇園メイクのコラム
京都 祇園コンパニオン派遣メイクのコラム vol. 58
みなさん、「グルテンフリー」という言葉をご存知ですか?
海外セレブの流行から日本に渡ってきたグルテンフリー。
普段から健康やダイエットに気をつけている方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
何となく「意識の高い人の食事」といったイメージのグルテンフリーですが、内容をきっちり説明できる人は少ないように感じます。
かくいう私もそのひとりです(汗)。
京都 祇園コンパニオン派遣メイクの職場でも「グルテンフリー」というワードが何度か聞こえてきて、ちょっと気になっています。
そこで今回は今さら聞けないグルテンフリーの基本をイチから調べてみましたので、簡単にご紹介しますね。
●グルテンフリーって何?
グルテンフリーとは、言葉どおり、食品に含まれているグルテンを避けることをいいます。
ではこのグルテンとは、いったいどんなモノなのでしょうか。
グルテンは小麦や大麦、ライ麦など穀物に含まれているタンパク質のことをさします。
パンやうどんなど小麦粉を使った食品はモチモチ感がありますよね。実はこれを出しているのがグルテンなのです。
よい食感のグルテンですが、過度に摂りすぎてしまうと中毒症を引き起こすといわれています。
また、グルテンに含まれるグリアジンというアミノ酸が腸内トラブルの原因の成分とされています。
グルテンフリーはグルテンを摂取しない食事をいいます。
つまり、小麦粉を使っていない料理を食べることですね。
●グルテンフリーの良いところ
グルテンフリーの食事にすると胃や腸の調子が整えられることで便秘・下痢の解消が期待できます。
腸内環境が悪いと肌をはじめ、体の不調につながりますが、それを改善させることで肌荒れが治ったり、体調がよくなる、疲れが取れやすくなるという効果もあるようです。
また、小麦を使用した食品の多くが砂糖や油分などたくさん含まれているため、グルテンフリーにすると自然と糖質や脂質が抑えられ、ダイエットにつながります。
●グルテンフリーの気をつけたいところ
肌荒れがよくなり、ダイエットができる、なんか良いこと尽くめのグルテンフリーですが、気をつけるべき点はあります。
小麦粉を使った食品にはビタミンB群やミネラル、食物繊維など含まれています。
グルテンフリーにこだわり過ぎて必要な栄養が不足してしまい、かえって体調を崩してしまうということが考えられます。
実のところ、グルテンフリーはまだ医学的にまだきちんと証明されていないので、すべての人に向いているとは、いえない状況です。
ですので、グルテンフリーで不調を改善させたいと思ったら、まず1週間だけグルテンを抜いた食事をやってみて、体調が明らかによくなったらグルテンフリーに向いている体質と考がえられるのではないでしょうか。
●グルテンを含む食品とグルテンフリーの食品
ではグルテンが含まれている食品はどんなものがあるのでしょうか。
まずは、小麦粉を主にした主な食品から。
・パン
・麺類(パスタ・ラーメン・うどんなど)
・ケーキ
・ドーナツ
・クッキーなど焼き菓子
・コーンフレークやグラノーラなどシリアル
・お好み焼き、たこ焼きなど粉もの
どれもおいしそうな食べ物ばかりで残念です。
意外なのは、健康食品と思っていたシリアル。小麦や大麦、ライ麦といった穀物が主成分を占めているからでしょうか。
次は「こんなものにも?」と驚く食品です
・カレー、シチューのルー
・そば
・揚げ物
・餃子・しゅうまい
・しょうゆ・味噌
・お酒(ビール、ウイスキーなど)
なるほど…、考えてみれば小麦粉が使用されていますね。
そばは、十割そば以外はつなぎで小麦粉が使われているからです。
ではグルテンフリーの食事は何を食べればいいのでしょうか。
・米、米粉
・いも類
・大豆食品
・肉類・魚介類
・和菓子etc.
上記で工夫すればOKのようです。
いかがでしたか?
グルテンフリー、興味はあるものの、差し迫ったものや目的がないとハードルが高いですね。
ただ、少しでも肌荒れや体調を改善したいと考えている方は、一週間だけプチグルテンフリー生活にしてみるとか、朝食をパンから米にしてみる、おやつを和菓子に変えてみるなど、できる範囲のことを生活に取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
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