Column
京都祇園メイクのコラム
京都 祇園コンパニオン派遣メイクのコラム vol.76
祇園でコンパニオンの派遣を行っているメイクです。
いよいよ、東京オリンピックが開催される記念すべき年となりましたね。
今年の干支といえば、「子(ねずみ)」年です。
ですが、これだけでは正確な干支の答えにならないんです。
この「子(ねずみ)」は干支の「支」を表しているだけになるからです。
正式には「支」と「干」を合わせたのが「干支」となります。
今年の「干」は「 庚(かのえ)」となります。
あまり馴染みがない「干」ですが、私たちがよく使う「支」とふたつ合わせて、今年の干支となるそうですよ。
2020年はどんな年になるのか調べてみました。
●正式な干支とは?
「支」は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種でよく知られています。
各字に12の動物を当てはめています。2020年の「支」はご存知のように「子(ねずみ)」ですね。
干支のもう一つの「干」、今年は「庚(かのえ)」となります。
この「干」とは中国の五行思想から発生した考え方で「木・火・土・金・水」をベースに10の漢字に当てたものです。
10の「干」は「甲・乙・丙・丁・戌・巳・庚・辛・壬・癸」となります。
12の「支」と10の「干」を組み合わせのが干支となります。
この組合せは全部で60パターンあり、一周するのに60年かかることになります。
●「庚」はうまく転身できる年
「干」は太陽の巡りと動物の生命の循環サイクルを「甲・乙・丙・丁・戌・巳・庚・辛・壬・癸」で示しています。
「庚」は7番目にあたり、季節でいえば秋の初めで、生命のサイクルでは結実や形成という変化や転換を表すといわれています。
●「子」は賢くスタートが切れる年
12種類ある「支」は「子(ねずみ)」からはじまります。
「支」の順番は植物に例えられます。
一番目の「子(ねずみ)」は種。土中で発芽し芽が出ようという時期なのです。
生命のスタートという意味があります。
そして、ねずみは繁殖力が高く、つがいが揃えばあっという間に何十匹、何百匹にもなります。
それゆえ、子宝の象徴になることの多い動物で、子孫繁栄の意味を表します。
また、「子」という漢字は、頭の大きな赤ん坊が両手を広げた象形文字で、子どもを表しており、そこから「生む」「種子」といった意味が派生といわれています。古代中国では立派な男性に対する敬称に使われ、孔子、孟子、老子など優れた哲学者によく用いられ、「子」の文字には「賢い・聡い」という意味が内包されているそうです。
●2020年の干支は「庚子(かのえ・ね)」
では、「庚子」はどんな年になるのでしょうか。
一言で表すと「変化が多い年」となると考えられています。
心に影を差すような変化もあれば、物事が一気に進む劇的な変化もあるようです。
「庚子」は干支で37番目にあたります。
始まりの意味をもつ「子」と変化をあらわす「庚」があわさり、転換期が生じる一 年と考えられています。
新たな生命がきざし始める状態なので、新しいチャレンジに適した年ともいえるようです。
子年は新しい運気のサイクルの始まりです。
植物に例えると成長に向って種子は膨らんでいく時期。未来へ大いなる可能性を感じさせます。
東京五輪を迎え大きなイベントが待っている年でもあります。
「よい変化」が起るといいなと願っています。
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