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京都祇園メイクのコラム
京都 祇園コンパニオン派遣メイクのコラム vol.72
もう年の瀬ですね。
最近では、除夜の鐘を除日の鐘と称し、日中に鐘をついてしまうお寺も増えてきているようですが、今一度除夜の鐘について振り返ってみたいと思います。
新年を迎えるにあたり、108の煩悩を取り去るために鐘を108回鐘を撞くようです。
古来より1日に2回、朝夕に108回撞いていたのが大晦日の夜だけ撞かれるようになったようです。
そんな日本の年の瀬を昔から伝えてきた除夜の鐘を、一般人もつかせてもらえるお寺を探してみました。
<清水寺>京都市東山区清水一丁目294
清水寺の鐘を撞くのはかなりの激戦区と思われますが、108人は世界遺産のお寺の鐘を撞くことができます。
31日の23時45分から開始されます。
12月25日の午後9時ごろから整理券が配布されているようです。
<永観堂禅林寺>京都市左京区永観堂48
人数制限のないお寺はこちら。
人数制限はないので、誰でも必ず撞けるのかと思ったのですが、先着順とありますのでこちらのお寺で除夜の鐘を撞きたい方は事前に確認することをお勧めします。
31日の23時30分ごろから開始されます。
<勝林院>左京区大原勝林院町187
浄土宗祖法然上人が諸学の学僧と宗論をした「大原問答」の舞台として有名なお寺で、梵鐘は平安前期の様式で重要文化財に指定されています。
除夜の鐘は事前予約不要で、23時45分から参拝者全員つくことができます。
<百萬遍知恩寺>京都市左京区田中門前町103
大晦日の22時15分頃から整理券が配られます。
整理券があれば誰でも鐘を撞くことができます。鐘を撞くことができなくても、法話を聞いたり、総重量350kg1080粒の大念珠の数珠繰りに参加することができます。
甘酒もふるまわれるようです。
年末の厳かな雰囲気を味わうことができます。
<平等院>宇治市宇治蓮華116
23時30分から1時まで、5~6人で1撞きします。
先着1000名には、特性絵馬が授与されます。
梵鐘は平安時代のもので、国宝となっています。
保存の見地から取り外され、現在懸けられているのは復元されたものです。
国宝と同じものが一般人にも撞ける、滅多とない機会です。
<醍醐寺>京都市伏見区醍醐東大路町22
午前0時より事前申し込みできた人108人が鐘を撞きます。
醍醐天皇の御願により延長4年(926)に創建された金堂と醍醐天皇一千年御忌を記念し、昭和5年(1930)山口玄洞居士の寄進により造築された観音堂にて行われます。
奉納料1000円です。
<知恩院>京都市東山区林下町400
一般人が撞くことはできませんが、知恩院の除夜の鐘は迫力があり、テレビでよく紹介されています。奈良の東大寺、京都の方広寺とともに日本三大梵鐘の一つとされています。
12月27日の2時から「除夜の鐘 試し撞き」が行われるので、深夜のお出かけが不安な人にはこの試し撞きを拝んで新年を迎えるというのはいかがでしょうか?
本番は12月31日、20時から参詣者の入り口が開門、22時40分から除夜の鐘が始まり、23時には閉門しますので、お時間にはお気を付け下さい。
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