Column
京都祇園メイクのコラム
京都 祇園コンパニオン派遣メイクのコラム Vol.48
一昔前まで、かき氷は夏祭りや家でガリガリ削って食べるものでしたよね。
それが今や、いろんな店で多種多彩なおしゃれなかき氷が登場しています。
夏だけの限定スイーツではなく、通年食べられるようになりました。
数年前から、かき氷ブームになっていますよね。
ご存知の方も多いと思いますが、その火付け役は奈良にあります。
なぜ、奈良からかき氷ブームが起こったのか、その理由をご紹介しましょう。
●氷を愛する神様を祀る氷室神社
奈良はかき氷の聖地といわれています。なぜ、そう呼ばれているのでしょうか。
実は約1300年も前から氷を愛する神様が祀られている氷室神社があります。それが奈良にあるのです。
その昔(和銅3年・710年頃)、冬にできた氷を氷室(保冷施設)で保管し、翌夏に平城京へ献氷していました。このとき、氷の神を祀り、春のお迎えと豊作を願ってお祭りが行われるようになりました。
お祭りは奈良時代の間続いていましたが、平安時代に入るといったん廃止になってしまいました。
その後、行われたりしなかったりしたようですが、明治維新のときに再び廃止になったようです。
●大盛況のひむろしらゆき祭
そして現在、有志が集まり2014年に「ひむろしらゆき祭」として再び開かれることになりました。
この祭には「奈良を氷のまちとして発信していきたい」という願いが込められており、毎年行われています(毎年5月でしたが、2019年は3月に開催されました)。
祭では、かき氷を神様に奉納し、境内には奈良をはじめ全国からのべ20店舗以上のかき氷のお店が出典され、多くの人でにぎわいます。
たった2日間にもかかわらず約1万人もの人が訪れるとか。
行列ができると会場はとても混雑するので、人気店は前売り制で事前にネット販売されているようです。
●多彩なかき氷が出展
ではどんなかき氷が出展されたのでしょうか。気になりますね。
氷室神社のホームページより、主なかき氷をピックアップしてみました。
ごめんなさい。画像は氷室神社のホームページでチェックしてみてくださいね。
・トップに瀬戸内の穏やかな気候が育てたレモンと3月が旬の柑橘を使ったジャムとミルクが円盤状にのったかき氷。
・フランボワーズホワイトチョコシロップがかかり、中にはレモンクリームが入ったかき氷。
・濃厚レアチーズのシロップをエスプーマで仕上げ、氷の中からババロアと生いちご果肉が顔を出す。
・ゴマ風味が豊かな黒ねりゴマが主役。脇役にはジャージー乳を原料にしたヨーグルトとジェラートが添えられています。
・仕上げに2種類のピスタチオエスプーマ、中にはピスタチオのクリームブリュレ、バラとグリオット(サワーチェリー)のコンポート。
・和菓子店が出展。みたらし団子がトッピングされたあまじょっぱ氷。 中には自慢のわらび餅が潜んでいます。
・見た目はまるでケーキのようなかき氷。ホワイトチョコレートソースといちごピューレを3層に重ね周りを生クリームでコーティング。
さまざまな美しい姿とテイスト、これまでのかき氷に対する概念が一気に崩れます。
キーンと頭が痛くならないフワフワ食感、甘いだけでなく素材を活かしたシロップ、新鮮フルーツ、泡泡状態のエスプーマのトッピングなどバラエティ豊なかき氷に圧巻です。
一度食べたらハマってしまうのは当然かもしれませんね。
こちら京都祇園でも、かき氷は人気で長い行列が…。
みなさんが並んでも食べたくなる気持ちよ〜くわかります。
今度、コンパニオン派遣メイクの事務所に行く前に寄ってみようと思っています!
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