Column
京都祇園メイクのコラム
京都 祇園コンパニオン派遣メイクのコラム vol.77
京都では、初詣に甘酒がふるまわれている神社を多く見かけます。
お正月しか飲まない!?甘酒ですが、「飲む点滴」と言われるほど栄養効果が高いそうです。
最近、甘酒の飲み物がいろんなメーカーから出されているように感じていますが、流行しているのでしょうか。
少し調べてみたら、「美容・健康・ダイエットに効果的」と女の子に嬉しいキーワードがいっぱい出てくるではありませんか。
まず「飲む点滴」と言われる所以ですが、麹菌によって分解されたブドウ糖は、効率よくエネルギーになる存在で、このブドウ糖に加えアミノ酸やミネラル、ビタミンB群などが豊富に含まれ、それが点滴と同じ成分だったのです。
昔の人はそのことを十分に分かっていたので、「甘酒」が夏の季語になるくらい、夏バテ対策の飲み物として重宝されてきました。
ブドウ糖には、血糖値を上昇される効果もあり、少量でも空腹感をしのげる効果があります。
上手に使えば、ダイエットの強い味方となってくれます。
また、いら立ちを抑える効果があるアミノ酸GABAも含んでいるので、空腹時のイライラに甘酒を使うといら立ちを抑えてくれるかもしれません。
甘酒には、オリゴ糖や食物繊維もたくさん含まれています。
これらの成分は腸内環境を整える働きがあるので、腸内の善玉菌を増やし、便秘の予防や解消に威力を発揮します。
麹菌の死骸は町内の善玉菌のエサとなるので、善玉菌をイキイキさせ免疫力を高める事もつながります。
そして、女の子が一番気になる美容効果とは、血行と代謝をアップさせるビタミンB群が豊富に含まれている事です。
食事でとった糖質や脂質、たんぱく質をエネルギーに変える働きをこのビタミンB群がサポートし、イキイキとした皮膚や粘膜を維持します。
肌荒れやニキビでお悩みの女の子は、ビタミンB群が不足しているかもしれません。
ビタミンB群は、脂肪の代謝にもかかわってくるので、スタイルを維持したい女の子には欠かせない栄養素といえるでしょう。
麹菌に含まれる酵素には抗酸化作用があるので、老化の素となる活性酸素の発生を抑える力があるのも魅力的です。
女性ならではのお悩み生理痛や生理前のイライラ、肌荒れ等の月経前症候群の解消、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防、授乳期のママなら母乳の出を良くする効果もあるといわれています。
京都市内にはお味噌屋さんが健在していて、米麹が手に入りやすい環境です。
おかゆやお米と米麹があれば、保温ポットや炊飯器、ヨーグルトメーカーなどで簡単に作れます。
私が米麹を買いに行ったお味噌屋さんでは、「甘くしたいなら、もち米のおかゆを作って甘酒を作るといい」とアドバイスしてくれました。
そのお味噌屋さんならではのレシピもあるかもしれません。
一度、京都のお味噌屋さんに米麹を買いに行ってみませんか?
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